断捨離は「目で見える」不要な物を捨て切ってからが、本番

シンプルライフ 断捨離

わたしはまだ不要な物を捨て切っていないので、大きな口を叩けないような気がしつつ、全く他人のことなんか気にせず大口叩いていい気もするので、とりあえず思うところを吐き出す感じで書きます。

物を捨てるとき、果たして物だけを捨ててるんだろうか?

捨てられない理由にはいろいろある。
単に面倒だという理由。
処分費用がつくので、スペースに余裕があるので持っておくという場合。
思い入れや未練、思い出があるので捨てられない。

この三番目の理由で捨てられなかった物を捨てるときは、感情や未練のようなものも捨てている。
実際、元彼・元カノのプレゼントを捨てられない人は多い。
物と感情や思い出がくっついているからだ。


物にくっついない感情や思い出や癖

捨てたほうがいいものは、物質としての物だけではない。
悪い習慣や癖、不必要な感情。思い出す必要のない嫌な思い出。

断捨離においては、物にくっついていないモノを捨てることが難しい。
まず、目に見えないので不要かどうか焦点が合わないことのほうが多い。

それどころではない人もいる。
太っている人の中には、「痩せてモテなかったら顔や人格、行動の問題になる」ということを認めることになるので、あえてダイエットに失敗して太ったままになりつづける、という人がいるそうだ。
それと同じで。問題に心の目を向けないために部屋を散らかしてごまかす人もいるだろう。

不要な物体を捨て切ってからが本番

物を捨てまくったのに、何かしら不満がある、という状態の人は、確実に、物質でないモヤモヤを抱えている。物による隔壁が取り払われて、一対一でそのモヤモヤと対峙しなければいけなくなったから心が不安定になるのだ。

この場合、人は二通りの行動を取る。
それは一つは、心のモヤモヤが何かしっかりと向き合い解決しようという行動
もう一つは、再び物で防壁を築く行動だ。
断捨離がダイエットと同じくリバウンドするのは、単に勢いに任せて捨てすぎたからだけでなく、本当に取り組むべき問題からの逃避という理由もあるのだ。

だから、断捨離をしている人は覚悟しなくてはいけない。
物を捨てた真っ先に見えるのは、希望ではない。
今まで対峙したくなかった見えないもの。
その先にやっと希望があるのだと思う。

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